実は意外と多いんです。
国語のテストで時間が足りない子。
そして、その対策や時間配分を考えたり教えてくれるのが学習塾。
でも、それで解決している子ってどれだけいるのでしょうか?
正直、その型を意識しても模試であれ本番であれ、その型が適応するかはわからない。
もし、どんなテストでも応用できるというなら、全員に指導して成績アップに活用するはず。
だから、速読スクール的目線で考えてみました。
【国語テスト】時間が足りない人には速読を
国語のテストで「時間が足りなかった」という結果は、どのような状況なのでしょうか。
単純に思いつくのが、問題文を読むのが遅いということ。
そして、回答を選択したり書き出す時に悩む・迷う。
結局、文章の内容が理解しきれていない。
だったら、フツーの人より速く読めるようになったら解決しない?
たったそれだけのことです。
速く読めるなら、内容が理解しきれていないなら、何回か読んだらわかるかもしれない。
でも、その時間が無いからいつも困ってしまう。
例えば、当スクールの生徒もこんな風に言うんですよ。
この前受けた模試、100分の国語(現代文+古文・漢文)テストで、30分ぐらい時間が余りました。
一緒に受けた友達は、「時間が足らんかった」って言ってましたけどね。
(私立高2年 男子)
学校の定期テストで、テスト時間50分なのに20分ぐらいで終わります。
速読を身に付ける前までよりも、解答に自信があるし不思議な感覚です。
(私立中3年 女子)
【国語テスト】よくある時間が足りない人と時間配分の例
一般的に、時間が足りない人にはどのような対策があるでしょうか。
また、そもそも足りていない時間を有効に使うために指導される時間配分の方法を確認してみましょう。
【国語テスト】時間が足りないとどうなるのか?
最後の方は空白のままテストが終わる
意外!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は解答を全て書き切らずにテストを終了する子がいます。
特に難関校に通う子に多い。
これは国語に限らず、100点満点のテストにも関わらず答案を提出した段階で70点満点になってしまっているという事実があります。
特定の問題で迷う→内容が理解できていない
昔よく言っていたいたのを思い出します。
「やっぱりそっちやったか?!」
選択問題なら最後の2つまで絞っているけど、どっちが正解かわからない。
そして、だいたい逆をついてしまう(笑)
難関校の問題文は長い→頭打ちになる
ちょっと速読業界の基準をお伝えすると、どれぐらいのスピードで文章を読んでいるのか。
このような基準があります。
【フツーの人】1分間に300〜800文字(文庫本の1ページ分ぐらい)
【東大生】1分間に1,200〜1,500文字
単純に、東大生クラスはフツーの人の倍のスピードで読んでいるということ。
「本当なのか?!」
そう思われる方もいらっしゃると思います。
実際に当スクールに来た京大医学部生は、基準通りでした。
そして、この基準の説明をすると納得していました。
だから、もしハイレベルな学校を目指すのであれば、文章を読むスピードを上げるというのは非常に重要なことだと言えます。
【国語テスト】対策としての時間配分の例
ここでは、よく指導される時間が足りない子に向けて指導される事案配分のテクニックをご紹介します。
見切りをつける
すぐにわからなさそうな問題は、後回しにする。
悩むぐらいなら、仮の答えを書いておくというものでした。
これは、考え方としては当てはまる子もいるでしょうが、結局ほとんど後回しにしていたら、途中でほとんどわかっていない自分に気づいて愕然としてしまいそうですね。
問題の優先順位をつける
こちらは、漢字や慣用句など知っているか知らないかの知識問題を先に解くこと。
同様に古文や漢文を片付けるのを優先することです。
昔からよく言われる受験の際の基本的な方法で、逆にいうと受験生全員に必要な当たり前の方法ですよね。
問題を読んでから問題文を読む
こちらも昔から言われる、いわば学校のテストの基本中の基本ですね。
よく言われるのが、国語のテストでは問題文の中から得られる情報だけで答えを導き出すということ。
(↑実はココが分かっていなくて点数につながらない子が多い)
あえていうなら、基本中の基本でみんながやっていることです。
【国語テスト】速読できたら時間の問題は解決だね!
このように見ていくと、やっぱり速読できたら解決する!!
そう考えてみるのが、一番楽な方法ではないでしょうか。
「そう簡単に速読なんてできるのか?」
そう考えることは横に置いて、結局受験や学校のテストという土俵でトップを極める東大生が、フツーの人の2倍のスピードで文章を読んでいるなら、それに寄せていくのが近道であるということ。
多くの学習塾や学校で指導される時間配分の方法というのは、基本的に誰にでも当てはまる常識のようなもので、いま時間が足りなくて困っている人が上手く取り入れることが出来て、やっとフツーの人になれるということです。
言い方を変えると時間配分を意識しても、他の人たちに比べて優位性がないよいうこと。
だから速読を身に付けると圧倒的な優位性を持って、テストに対峙することができる。
そして、全ての問題の解答を書いてこそ、自分自身の弱点が見つけられるので次に繋がる勉強ができる。
今まで文章の内容理解が難しかった子は、余った時間で何回か読めばもう少しわかるようになるでしょう。
何回読んでもわからないなら、そもそも知識が足りていないということ。
それもまた次への課題として考えていける。
そんな風にポジティブに考えていけるのが利点です。
まとめ
国語をはじめとして、実はテストの時に解答を全て書けていない子が意外と多いので、整理してみました。
私は学習塾や学校の先生の経験がないので、対策や実際に指導されている詳細な部分は存じ上げません。
しかしながら、当スクールの生徒は比較的難易度の高い私立校に通う生徒が多いにも関わらず、「時間が足りない」という現実を抱えている子が多いので考えてみました。
速読スクール的目線で見ていますが、前半でご紹介した通り時間が余るようになってしまいます(笑)
それも数十分というレベルで余ってしまう(笑)
これは他の科目にも波及していって、こんな風に言う子もいるぐらいですよ。
期末テストで、初めて全科目の回答を書けました。
(私立高2年)
実際にこの子は、定期テストで総合計50点アップしています。
ですので、国語のテストで時間が足りないと困っている方には、大きな可能性を期待できるものとして速読がオススメです。
PS.
ここで重要なことをご案内します。
「速読」といっても、実は多種多様な手法があります。
昔から、「速読」という言葉を知っていても実際に速く読める人を見たことがないのは、ほとんど出来ないからです。
ですので、近くで教室をお探しになる場合は、じっくりと話を聞くようにされることをオススメします。