「intel入ってる!」
おなじみのインテル発のパフォーマンス管理システム(目標達成のためのフレームワーク)はご存知ですか?その名も、「OKR」
最近、優しく解説されている書籍が発売されたのでザクっと読んで見ました。
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
すでにインテル以外にも、グーグルでは全面採用され日本でも導入を初めている企業がけっこうあるそうです。
このサイトにたどり着かれたあなたは、もしかすると今期から会社で導入することになったけど意味わかんねーってなっているか、惰性で時間を過ごしてしまって何か物足りない日常をなんとかしようと燃えている状態じゃないでしょうか。
ザッと内容を見た感じで、私の感想は”マンダラチャート”と基本的な仕組みは一緒だなということです。
”マンダラチャート”というのは、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が高校時代に「ドラ1 8球団」とい大きな目標を立てて、何をやっていくかを表にしたものです。
OKRもマンダラチャートも一体なに?!
っていう状況だと思いますので、それぞれの概要を解説しますね。
大事なエッセンスは同じだと思いますので、やってみようと思ったらぜひ取り組んで見てください。
今までのように、どちらも目標を立てて結局何もできなかったとか、達成感が全く得られないようなやり方ではありませんので。
OKRの概要
まずは、OKRの意味からご説明します。
O・・・Objective(目標)
KR・・Key Results(主な結果)
この2つの略語の組み合わせです。
「O」は、個人やチームが独立して実行できて、士気が高まる定性的なゴールを設定する。
例えば、”大ヒットゲームを発売する”みたいな感じです。
「KR」は、Oの目標を定量化(数値化)したものを3つほど設定する。
こちらは、”1日5万円以上の売上”や”1日25,000ダウンロード”のような感じですね。
OKR設定の注意点
O(目標)には、数字を入れない
よく日本会社では、「売上前年比120%」みたいな目標が設定されたりする。
これは営業部門だけであればなんとかなりそうだが、他部門(例えばWEBデザイナーやエンジニア)などもチーム内に含まれていると、数字に関係のない職種にとって目標がないことになってしまうからです。
KR(主な結果)には、難しいが不可能ではないものを
目安としては、目標達成に5割ぐらいの自信がもてる内容を設定して、自分やチームが大きいが不可能ではない仕事(目標)を成し遂げる後押しをするものがKRと言っている。
このKRがとても達成できなさそうなものであればO(目標)の達成には届かないので、そもそものO(目標)を再考する必要があるかもしれません。
ちなみに、このOKRの組み合わせは四半期を目安で設定していくことが多いそうです。
だから、1年がかりの遠大な話ではなくてほんの少し先にできそうかどうかと考えていくことができます。
しかしながら、一度決めたら四半期の間は変更不可がルールです!
たった四半期のことをしょっちゅう変更していては、そもそもO(目標)が軽くなってしまいますからね。
インテルやグーグルのようなシリコンバレーで使われるのはなぜ?
なぜOKRの手法が、シリコンバレーのIT企業にどんどん導入されているかというと、ソフトウェア開発の手法に「スクラム」というものがあるからです。
「スクラム」とは、ゴール到達のためにチーム・メンバー各自が責任を持って責任を持つこと。それは、今週の出来事、来週の実行に関するコミットやゴール到達の障害を共有するものです。
この手法に慣れているので、同じような考え方だと受け入れやすいというのが大きいですね。
大谷翔平も使うマンダラチャートの概要
それでは大谷翔平選手も使うマンダラチャートについてです。
どんな目標設定シートだったかご存知ですか?
たまにニュースで取り上げられたりしているので、ご覧になられたかもしれません。
これが高校一年生の時のシートなんですから、スゴいとしか言いようがないですよね。
マンダラチャートの詳細は、コチラの記事が大変参考になりますので、知りたい方はクリックしてください。
簡単に説明しますと、「ドラ1 8球団」という目標に対して、「体づくり」「コントロール」「キレ」「メンタル」「160km/h」「人間性」「運」「変化球」とい8つの<要素>を挙げています。
そしてそれぞれの<要素>を実現するために、1要素に対して8個の行動が書かれているんですよ。
OKRとマンダラチャートの共通点は?
OKRがマンダラチャートのコンパクト版だなと思ったのは、マンダラチャートにおける<要素>がO(目標)であり、行動がKR(主な結果)となっているこということです。
マンダラチャートについては、多くの場合1年単位で設定するので、四半期にすると2要素16行動となります。
正直なところ、1要素に8行動を書き出すのはしんどい部分もあるので、OKRでは3つぐらいの行動設定を推奨しているのかないいところ。
この行動については、設定したもので目標にたどり着くと確信出来ていたら集中できるので良いかもしれませんが、多くの場合絞り込めていないことが多いと思います。
そういう意味では、マンダラチャートのように行動項目が多い方がなんらかの成果に繋がってくる可能性は多いということですね。
(実際にやってみたらインパクトのない行動もあったりすると思いますし)
まとめ
いかがでしたか?
結局のところ、目標に対して何をしたらいいかをしっかり考える時間を持ちましょうということですね。
そして、OKRではソフトウェア開発手法「スクラム」のようにチームで進捗を共有する時間を持ちましょうという方法もメソッドとして入っていますので、詳しく知りたい方は書籍を熟読してください。
また、納得した点として、導入した最初の四半期は多くの場合失敗に終わるそうです。
そして、その失敗から活かすべきところ修正すべきところを議論して、第二四半期に臨むとオリジナルのOKRが出来上がっていくそうです。
そういう意味では、OKRは目標達成だけでなく各人がPC画面に向かって仕事をする現代では、コミュニケーションを醸成するツール言えるかもしれませんね。