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ダイビングとマインドフルネス〜ただ目の前のグランブルーへ〜

「致知」

プロ・フリーダイバーの篠宮 龍三氏をご存知だろうか。

フリーダイビングとは、空気タンクなどの装備を装着せず素潜りでどれだけ深く潜れるかを競う競技で

あり、国内唯一のプロ・フリーダイバーであった。平成28年に引退し、現在はダイビング・スクールの経営や海外ツアー・大会の運営を行なっている。

マインドフルネスとの出逢い

 

ダイビングのレジェンドと言われるジャック・マイヨールという人がいる。

<こんな人>

 

彼が1970年に来日して世界記録を出した時、心身を整えるため三ヶ月ほど禅寺に逗留したことがあった。その時、住職からの「No thinking」(何も考えるな)と言われてパッと開眼したいう話があるそうだ。

その話を聞いた篠宮氏は禅の本を片っ端から読み、勉強したという。

一番心に響いたのはコチラの本にあった「因果一如」という言葉

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禅の世界では、何かを行動して原因を起こした時には既に結果も同時に生まれていると考えるので、

「これだけ頑張ったんだから、将来良いことがあるに違いない」のように将来に期待をするのではなく、「今日はよく練習できた」「今回の試合はしっかり頑張れた」と一回一回終わりにする。

”今に集中する”ということを学んだという。

 

それまでは、過去や未来に囚われていろんなことを考えすぎていた。「前後裁断」という言葉もあるが、過去にも未来にも囚われずに今に集中しなければいけないと。「No thinking」だ。

そこから、ヨガや瞑想、呼吸法を熱心に取り組み始めたそうだ。



 

壁を越える

 

フリーダインビングは素潜り同然で深さを競う競技であるため、命懸けの競技である。

現に潮で流されて行方不明いなったり、酸欠でブラックアウトすることもある。

篠宮氏自身も、スランプの陥った時期がありブラックアウトの経験がある。その時を振り返ると「俺が、俺が」というエゴの塊で、あわよくば記録を狙うことばかりを考えていたという。

 

脳を使うと酸素の消費量は高まります。

過去や未来のことが頭の中を占めていると、酸素の消費量が増え深く潜れるわけがない。

そこで目標の持ち方を学んだそうだ。



 

目標にどのように向き合うのか

 

自分の私欲に基づいた目標ではなく、”家族のため、友人のため、社会のためというパブリックな思いで頑張ること”と、”地球と直にコンタクトできるダイビングという競技の素晴らしさを伝えていきたい”という考えに変わっていき、自分のエゴを超えて、周りを輝かせ、楽しませていきたいという気持ちで競技に臨めるようになった。

 

まさしくアファメーションエフィカシではないか。

 

その結果、水深115メートルというアジア記録を出せたという。

その世界はというと、宇宙空間のような漆黒の闇が無限に拡がり氏がすぐ目前に迫ってきている感覚になる。その静寂の中で響いている自分の心臓の音を聞いていると、何か人知を超えた大きな存在に生かされているような安心感に包まれるのだとか。

 

その水深115メートルの世界から戻る時、上も下も右も左も青一色の”グラン・ブルー(偉大なる海)”と呼ばれる世界が広がり、宝石のようなものすごく深くて美しい青が広がっているという。

レジェンドのジャック・マイヨールは、「そこには青しかない」と表現している。

 

 


 

まとめ

 

禅の考えを元に宗教色を除いたものがマインドフルネスだ。

ダイビングという競技が最たるものだが、我々の脳は過去や未来のことに囚われ過剰の酸素を消費している状態である。ただ消費しているだけならいいが、肝心な”今”にエネルギーを使えていないのだ。

マインドフルネス瞑想を実践することは、過去や未来に囚われなくなる。そうすると過去や未来の事柄に奪われていた酸素が残るので、”今”に十分な酸素やエネルギーが使われるということだ。

 

また、トップレベルのところで差が出るのは、いかに”今”に力を集中できるか。が微差を生み出すのではないだろうか。

 

本記事も、人間学を学ぶ月刊誌「致知」2017年12月号特集テーマ「遊」のインタビュー記事をご紹介致しました。

ぜひ、暖かくなったらグラン・ブルーを目指して潜ってみてください⭐️