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PRESIDENT 2017年12月4日号 スタンフォード大学マクゴニガル先生

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PRESIDENT 12月4日号は、『最新!人生を丸ごと変える「脳」の科学』というテーマで特集が組まれている。その中で、世界的ベストセラー著者でありスタンフォード大学のケリー・マクゴニガル先生への直撃取材がトップとなっている。

マインドフルネスとも非常に関係の深い方なのでご紹介しておきます。

著書は数年前に日本でも話題となったので記憶に新しいと思います。キレイな方ですね。

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室

 

努力が実る人・ムダに終わる人

 

大きなポイントとして、「自分自身に対して厳しすぎ、小さな瑕疵すら許せない」こと。

努力がムダに終わってしまう人は、誰もが直面する”つまづき”を自分自身に辛く当たりすぎ、恥の感覚が生まれる。その感覚に囚われるようになると、目標に向かって行こうとする意欲が損なわれてしまう。続けていれば、いつか目標にたどり着けるという前向きな感覚を失ってしまうと言います。

 

努力が実る人というのは、実らせるために”自分自身を許してあげること”が出来る人。

失敗や障壁は目標達成に到るまで過程で必ず発生するものだと受け入れて、再び目標に向かって行くのだという意志を持つことがカギになるそうです。

”つまづき”に直面した時には、改めて人生の意義に思いを馳せることが重要で、目の前の小さな綻びに囚われないために。



 

悪い習慣を断つ

 

良かれ悪しかれ人間は”習慣”を持っている。

最近、特に”習慣”に関する書籍の発売も多いと感じていますが、悪い習慣を断つ方法をマクゴニガル先生が教えてくれています。

 

「明日も今日と同じことをする」

 

と、一度考えてみる。

例えば、【甘いお菓子をやめたい】と思ったとします。

こういう時、一番よく聞くのが、「明日からやめる」じゃないですか?じゃあ、今日は食べんの?ってなりますけど、その時に「明日も今日と同じことをする」と考えてみようと。

 

今日食べたチョコと同じ数のチョコを明日も食べる。来週も。一年後も。十年後も・・・ゾッとするわ。

誰もが甘い物を食べ過ぎると太ると知っているので、こんな予想をした方が動機付けに良いのではというご紹介。逆に、金輪際一生甘い物は食べない!と固く決意する。というのもなかなか難しい。

(私は、どちらかというと後者で”煙草””酒”を、ある日突然思い立ってやめました。周りにある在庫

品を全て処分するという行動で断ちましたが、その他の物事も同じようには行かないとは思っていま

す)

 

いずれにしても、極端なやり方や考え方なので、なんとなく考えているレベルの方にはなかなか取っつきにくい方法でしょうから、マクゴニガル先生はもう少しソフトなやり方を提示してくれています。

 

10分間だけ

 

先ほどの甘い物の例でいうと、甘い物を食べたくなった時に「10分間だけ我慢してみる。10分待っても食べたかったら食べてしまう」と”自分を許して”あげること。

一生じゃなくても10分間なら我慢できそうじゃないですか?

10分ぐらいなら、電話したり誰かと少し話をしていたら過ぎてしまいます。

ここで重要なポイントは、”怒りですら90秒でおさまる”と言われているので、10分もあれば大抵の情動はおさまるということです。

それでもおさまらないなら、食っちゃえよ!というのが先生の教えですね。できればその時に、低血糖食品のナッツとかに置き換えたら、”変化”を起こしてますよね。と現実的な所に落としてくれてます。



 

意志力を強める方法

 

マクゴニガル先生が、短期間で劇的に意志力を強くする秘訣を教えてくれていますよ。

そ・れ・は・

 

「呼吸の速度を遅くする」

 

呼吸の回数を6〜4回にすることが目標値です。4回なら15秒に1回の呼吸です。呼吸なので吸って吐くで時間ですね。普段意識してないですけど、”意識して呼吸”すればすぐに出来ることですよ。

 

研究結果として、1分間に12回以下にすることが出来ると確実に心拍変動が上昇して、”ストレスに強くなて意志力の保有力が増える”ことが明らかになっているそうです。

(↑の結果は、世界の叡智であるスタンフォード大学の先生が言っていることなので、眉唾ものの話じゃ

ないですよ)

 

これなら今すぐ始めることができそうですよね。やるかやらないかはアナタ次第です!

 

もっと突き抜けるためにも10分間

 

このようにして意志力を発揮しようとして発揮していると「疲労感」に襲われます。

疲れたからやめてしまおうと思ったことは誰でもあるかと思います。

ちょうど”神戸マラソン””大阪マラソン”の時期ですが、最たる例がマラソンです。

疲労感を出している「脳」は実際の肉体的限界の遥か前に疲労のサインを出しているので、自分自身の身体に意識を向けるのではなく、沿道の応援や今まで支えてくれた人たちといった外部要因に目を向けることで、「疲労感」から目を反らすことができてもう少し続ける原動力になるのだとか。

 

これを利用して、何かに取り組んでいる時に「疲労感」に苛まれたら、”10分間だけ続けよう。それで終わり!”と思うこと。10分耐えられると、その先も耐えられることが多いですからね。

 

意志が強い人は「生涯」とか「最後まで」っていう言葉を簡単に使って、”自分なら出来ると勘違い”する人が多いが、たとえ意志が弱くても”10分間だけ”と続けた方が結果的に長続きしたり、優れた結果に繋がことが多いとわかっています。(それが1分でも3分でも、もう少し続けるという習慣が大事ですよ)



 

まとめ

 

今回のテーマである努力が実るかムダに終わるかの分岐点は”続けること”が出来るかどうかではないかと感じた。

それも惰性でただやっていればいいと言うレベルの問題ではなく、「脳」がもうやめましょうよってサインを出してくるから、惰性で続けることすら出来なくなってくるんですね。

その「脳」からのサインに抗うのが、「意志力」となるわけだ。

”疲労感”のサインを出してくる「脳」は、古い層に類する”大脳辺縁系”である。それに対して、「意志力」は新しい層に類する”大脳新皮質”なのだ。

人間は動物ゆえ、感情を司る”大脳辺縁系”に行動を支配されてしまう。なにか今までと違った”変化”をつけようとすると”意志の力”が必要となってくる。

そのために意識していないと感情に行動を支配されてしまう人間なのだから、意識して支配されないようにする必要がある。そう言った時に、マクゴニガル先生は”呼吸”に焦点を当てることを秘訣としてあげてくれているのだ。

 

”呼吸”は成人で1日に2〜3万回している。それを全て意識していたら、とてもとても生きていけないので、無意識で行っている。その無意識で行っている”呼吸”に少し意識を向けることが、”意志力”を鍛える結果に繋がっていると言うことだ。

これはまさに”マインドフルネス”ですね。

過去の記事にマインドフルネスの効用についてまとめています。

マインドフルネスの効果 その1

マインドフルネスの効果 その2

マインドフルネスの効果 その3

今回、少し違った角度からマインドフルネスをご紹介できたのでご参考になればと思います。

マクゴニガル先生が大学の授業や書籍でこれだけの反響を得ていると言うことは、欧米ではマインドフルネスでは取り入れてて当たり前と言うことですね。日本でも最近取り上げられることが増えてきて、すでに取り入れている人もいます。

このブログを見て興味を持たれたら、ぜひ取り入れて見てください。

やるかやらないかは、アナタ次第です!!