「脳内麻薬」や「快楽ホルモン」と呼ばれるドーパミンは、脳内で発生する神経伝達物質です。
人間の全ての行動はドーパミンを得るためと言われるほど、我々はドーパミンを求めて行動してるんですよ。
ドーパミンっていつ出てるの?
”うれしい”とか”楽しい””気持ちいい”と感じている時に出ています。
「好きこそモノの上手なれ」とはよく言ったもので、好きなことをやっている時は、”楽しい”とか”うれしい”という気持ちが強くて、ドーパミンが出て時間を忘れて物事に取り組めるからどんどんレベルアップしていくということですね。
快楽が得られるから、もっと欲しい!となり、意欲が溢れるんです。
あんまりドーパミンが出てないかも・・・
こんな症状ないですか?
- 集中力の低下
- 記憶力の低下
- 疲れやすい
- 行動量の低下
こんな症状がいくつか当てはまるようなら、ドパミンが不足しているかも?!
この症状が続いたり、あてはまる項目が増えるようであれば、うつ状態へ進んでいく可能性があります。気を付けましょう。ヤバイかもって思ったら、行動をリセットしましょう!
(抗うつ剤は、ドーパミンを補充するものがほとんどです)
ドーパミンが欲しくなったら
まずは、運動習慣をつけることです。
運動をすると新たな脳細胞が作られます。新たな脳細胞ができると、ドーパミンレベルがベースアップされるのでドーパミン不足に有効です。
そもそも古代の人類は動物の狩猟を行っていたので、獲物を追ったり逃げたりする際に疲れたからといって止まるわけにはいかないので、ドーパミンを出してもっと走り続けられるようになっているんです。
これを現代ではランナーズハイという事象で捉えられているんですよ。聞いたことありますよね?体育の授業で。
私も学生時代、吹奏楽部に所属していた時に、地元開催の国体で入場曲やファンファーレを演奏する奏楽隊に参加する機会があったんですが、けっこう肥なんで会場の公園(サッカースタジアムがあるような大きな公園です)をなんとなく走ってんです。友達と。
じゃあ、その時はすっかりランナーズハイになって気持ち良く走り切ったものの、その後呼吸が落ち着くにつれしんどさが溢れてきて、楽器を構えるのもやっとの状態になった経験があります。
その次が食事ですね。
リンゴ・バナナ・アーモンド・コーヒー・緑茶など
このあたりを意識的に摂取することです。またはサプリメントで。
食事については、家族の方の協力や本人の意識がないと継続は難しいかもしれません。
(世の中に食事のケアでなんとかしようとすることが多々あると思います。例えば、⚪️イザップのよう な減量など。男性目線で考えると、独身であればなんとか取り組めるけど、既婚だと奥さんの頑張り に依るところが大きく、本人が本気であれば本気であるだけ厳しい要求をすることになるのではない かと思います。少なくとも私は言えないで・・・)
そこで勝手に取り組んでドーパミンを得られるのがマインドフルネス瞑想です!
瞑想によってドーパミンが増えることは、1,000以上の研究で発表されています。
瞑想実践者は、基本的に幸せ者しかいないと言っても過言ではないんですよ。
ドーパミンのヤバさ
冒頭にも書いたようにドーパミンを求めて人間は行動しています。
でもそれが仇となって悪い方へ作用することがあるんですよ。世に言う”依存症”です。
例えば、ギャンブル・アルコール・セックス・スマホ・オンラインゲーム・・・
思い当たりませんか?これらはドーパミンが出てるんですよ。
そして、それをやらないとドーパミンが出ないような身体になってしまって、”依存症”と呼ばれるようになっていくんです。(他のことでは、自然にドーパミンが出なくなるということです)
で、いざヤメようと思うと身体からドーパミンが枯渇するので苦しみが湧いてくるんですよ。
私の場合は、2017年6月より断酒しています。
やっぱり断酒したての頃、最初の2ヶ月ぐらいまでかな?人によって違いはあると思いますが、頭痛が続きましたよ。マインドフルネス瞑想をやってドーパミンを出していても、それまでアルコールから得ていたドーパミンが多いということなんでしょうね。
まとめ
このような感じで、人間はドーパミンを求めて行動しています。
逆に現代はストレス過多になっているので、”うれしい”とか”楽しい”って思えることに取り組む時間が無くなっていたり、”うれしい”とか”楽しい”って思えること自体が少なくなってしまっているのかもしれません。
依存症であげたものもどっぷり浸かってしまうのは、良くないことだとわかると思います。
それを断つだけではドーパミンが枯渇してしまうので、別の方法で正しくドーパミンが得られる習慣を身につけると最強ですよね。幸せ者になるために、”マインドフル瞑想”はオススメです。