特に何があるわけでもなく、休みの日にボーッと過ごしているなのに疲れが取れない。もう少し休みが必要っだなぁ。最近働きすぎで疲れが溜まってるのかなぁと思う時はないですか?
肉体的に疲れていて休養が必要なわけでもなく、そんか感じになっていることがあることがあるとよく聞くので調べてみました。
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)
脳には休むことなく常に作動しているシステムがあるんですよ。それがDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)/ワシントン大学マークス・レイクル教授
このシステムのせいで、ストレスを多く感じたり、パフォーマンスを発揮できなくなってしまってるんでう。しかも頭を使ってる時には止まって、頭を使っていない時に動き出すんだです。
どんな特徴があるの?働きは??
- 脳の酸素消費量の80%を占めている
- 何もせずボンヤリしている時に動く(意識的に動いていない時)
どう働くのかというと、色んな事が思い浮かぶんですよ。空想とか、自分の行動や言動の反省とか、他人の気持ちを想像してみたり。過去と未来について思い浮かんでくるんですね。
そしてそれらはだいたいがネガティブな事なんですよ。ネガティブな事に酸素の80%が取られているってなんか損した気分ですよね。ネガティブになるのに。
どんな部位が関係しているの?
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の構成を確認しておきましょうか。知っているのと知らないのとでは、やっぱり違いますからね。
- 内側前頭前野・・・記憶と思考
- 後帯状皮質・・・・自我
- ケイ前部・・・・・
- 下頭頂小葉・・・・
疲れをとるには?
ここでマインドフルネス瞑想が登場します。
瞑想を継続して行うことにより、「内側前頭前野」と「後帯状皮質」の動きが弱まることがわかっています。ということは、DMNの働きが弱くなり酸素が必要な所へまわされていき、ネガティブなことが思い浮かばなくなるんですね。そうすると、ボーッとしてゆっくり過ごしたはずなのに何かしんどいなぁっていうのがなくなっていくんです。
なぜ瞑想なの?
マインドフルネス瞑想のポイントは、無意識を意識に上げることです。
DMN(デフォルトモードネットワーク)は無意識の時に働き出すんでしたよね。無意識というのは、車でいうとアイドリング状態のことです。
呼吸を無意識から意識に上げるということ(マインドフルネス瞑想)を意図的に行うことで、DMN(デフォルトモードネットワーク)の働きを抑えることができるというわけです。
まとめ
このような脳の働きは、かつて太古の時代に生物としてヒトが注意深く安全に生き残っていくために持っていた機能と考えられます。しかし現代においては、ストレス過多の時代となり脳の持つ機能とミスマッチが発生している状態なんですね。いかにうまく付き合っていくか、いかにコントロールしていくか考える時代になって来ています。