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仕事に効く脳内物質 ノルアドレナリンをコントロールする

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仕事効率を上げる脳内物質”ノルアドレナリン”についてご紹介します。

”ノルアドレナリン”は、恐怖とプレッシャーのホルモンで仕事効率を上げると注目されますがどのようなものなのかを見ていきます。

上手く”ノルアドレナリン”を効能を利用しているのは、接遇の研修で有名な平松先生です。

ニコニコしながら突然「コラっ!」ってなる激変ぶりは記憶に残っていないですか?よくテレビに出られていたのは数年前だと思いますが、それだけ記憶に残るのは何故なのか。調べて見ました。


平林都の接遇道

闘争と逃走のホルモン ”ノルアドレナリン”

 

”ノルアドレナリン”が分泌されるタイミングは、大脳辺縁系の中にある「扁桃体」が不快と判定した時に分泌されます。その時に、人間が取る行動は「闘争」「逃走」のどちらかになります。

例えば太古の昔、原始時代に人間が歩いていると突然ライオンを発見したとき、力でもスピードでもとてもかなわないですよね。その時に、心拍数が上がり身体の隅々まで血液を送り込んで瞬発的な行動が取れるように準備する。それが”ノルアドレナリン”の働きです。


また、”ノルアドレナリン”「鎮痛」の効果もあります。

先ほどのライオンの例で仮に戦闘状態になった時、途中でちょっとした傷や打撲で痛がっていたらその瞬間にライオンにやられてしまいますから。他にも”βエンドルフィン””アドレナリン”など鎮痛効果のあるホルモンも同時に分泌されますが、いずれにしても人間の身体というのはこのように反応するように作られているのです。

 

短期集中型の仕事に使える”ノルアドレナリン”

 

資料ができてからアポイントを取流のではなく、先にアポイントを取ってから準備しないといつまで経っても仕事が終わらないと言われる。また、夏休みの宿題も8月30日になってやって何故なんとかなるのかというと”ノルアドレナリン”の効果である。

 

緊迫感や緊張感の迫られた状況で”ノルアドレナリン”は分泌され、注意力や集中力が驚異的にアップするのだ。

この作用をうまく利用して、期間や時間を限定して効率アップを図る事ができる。

しかし、しょっちゅう使ってはいけない。研修のように数日の短期であれば効果は期待できるが、半年・一年となるとても持たない。せいぜい一ヶ月程度だという。

それというのも野球の世界では、「闘将」と呼ばれるような監督になると1年2年は成績が急激に上がるがその後は低迷してしまうケースがある。それは、”慣れ”の部分が大きくなり「意欲を出す」から「無気力」の原因へ変わってしまいます。

このような「闘将」のやり方は、”ノルアドレナリン型のモチベーション”を言われ半年・一年ともたず必ず破たんする。

 

一方、”ドーパミン型モチベーション”というものがある。結果と報酬が得られるので「次も頑張ろう」という意欲が長続きする。

子供の勉強に当てはめると、「先生に怒られないために頑張る」はノルアドレナリン型モチベーション。「先生に褒められたいから頑張る」がドーパミン型モチベーションと言われる。

短期ではノルアドレナリン型、長期ではドーパミン型モチベーションの組合せが最適であると考えられる。

≪ペーパーバック版≫ 星野仙一 決断のリーダー論

記憶力にも影響する”ノルアドレナリン”

 

ノルアドレナリンは、脳内の「ワーキングメモリ」にも影響を与えます。

「ワーキングメモリ」とは、ごく短時間・一時的に情報を並べて作業するようなスペースです。この「ワーキングメモリ」は、人間の脳で最も発達している前頭前野にあり、”人間の人間らしさを司る部位”と言われています。ちなみに、人間は大脳皮質の30%を前頭前野が占めますが、高度な脳活動で知られる類人猿は約10%にも満たないので、人間が圧倒的に多いことがわかります。

このワーキングメモリに密接な関係があるのが”ノルアドレナリン”です。適度な”ノルアドレナリン”の活性であれば、ワーキングメモリの活動を助けるのですが、過度な”ノルアドレナリン”は過緊張の状態が促すので、逆にワーキングメモリが働かなくなります。

 

このようなことから”ノルアドレナリンは仕事脳”と言われるのですが、現代では過緊張の状態が続くことによるワーキングメモリの働き低下が「うつ病」へと繋がるという見方ができます。

うつ病は一般的に「意欲が出ない」「気分が落ち込む」と言われますが、その前の初期症状として「うっかりミス」が発生します。


具体的には、「簡単なミスが増えた」「重要な約束を忘れる」「聞き逃しが多い」といったところ。思い当たる方も多いのではないでしょうか。

特に「聞き逃し」は、忙しい人ほど自分の仕事について考えていて、会議中聞き逃していることも多いのではないでしょうか。それはある意味で、危険信号なのかもしれません。期限の決まった仕事で忙しいのなら終わりがありますが、当面その状態(仕事のボリューム)が続くのであれば、自分自身がワーキングメモリの働きが低下していると認識して、休暇を取るなど対策を講じて自分自身の生活習慣も見直してみて下さい。

一概にこれらの要因が全てうつ病に繋がるわけではありませんが、脳が疲れている状態であるのは間違いないです。ちょっとあるかも・・・と感じたあなたは、もっと高いパフォーマンスを発揮できるはずです。いまは脳が疲れているだけなので、一旦現状を見つめ直す時間を取ることをお奨めします。

 

うつ病については、様々が学説があって一概には原因は特定できませんが。脳科学的には「ノルアドレナリンとセロトニンが枯渇した状態」と言われています。セロトニンは「リラックス物質」ですので、ストレス過多の状態ではセロトニンが枯渇している状態となるわけですね。

 

まとめ

 

今回は、精神科医 樺沢紫苑氏の著書「脳を最適化すれば能力は2倍になる」を参考にまとめました。

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法

本書は脳内物資7種類について、実生活にいかに関係するかをまとめられている良書です。日常に取り入れると役立つ情報も散りばめられているので、自分自身のちょっと”変な感じ”と感じるところがあると脳内物質の影響も考えられるので参考になると思います。

とくに今回のテーマ”ノルアドレナリン”については、”ある程度仕事が出来る人””ある程度仕事が出来てしまう人”に起こりえるうつ病にも影響してくる。

ストレス過多な状態で頑張っている状態で、「うっかりミス」が出てきたなと思ったら一度立ち止まってみるという選択肢も頭の片隅の持っておいて下さい。ミスが起こらないようにとまた策を練ってやっていっても、それがまたストレスの元になるしそもそもあたな本来のパフォーマンスが発揮できる状態ではないというのは、脳内の状態でハッキリしているのです。

 

ちょっと”変な感じ”を感じたあなたはまず、生活習慣を見直しましょう!

朝いつも通り起きれていますか?遅くなってきていないですか??

運動していますか?日の光にあたっていますか??

 

まずは早起きです。早起きして自分自身のメンテナンスの時間を持ちましょう。

そして毎朝日の出の頃に散歩しましょう。20~30分でいいですよ。しっかりと日光を浴びてください。忘れていた清清しさを感じられるでしょう。最初はツライですよ。でも、習慣は3週間で身につきます。

まずは、明日起きてみましょう。日中眠たかったら少しだけ昼寝をして、夜は早く寝るようにしましょう。

そうすることでだんだん早寝早起きになって行きます。そうすると、あなた本来のパフォーマンスを取り戻すことができます。いや、それ以上になるかもしれません。

”気付いたときに修正できる力”これが超スピードで動く現代を生きていく上で必要な力ですね。