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潜在意識に関わる法則たち

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潜在意識については、様々な効果や法則があることがわかり始めています。せっかくのなのでいくつかをご紹介しておきます。

 

「鏡の法則」

 

職場やご近所雨付き合いでも、ソリの合わない人たちっていますよね。周りから見るとどっちもどっちなのに、本人たちは「私は何一つとして悪いことはない。むこうが全て悪い」と。まあ、そんな片側だけが悪いことなんてまずないんですけどね。車の事故でも、0対100ってほとんどないですから。

こういう場合、ほとんど「いつか仕返ししてやろう」とかの憎しみや嫉妬のような気持ちがどんどん高まっているんだと思います。どんどんというのが、最初思っていたより日を追うごとにその気持ちが大きくなっていくということです。もうこういうのって”心の毒”ですよね。

ゲーテは言っています。

「憎しみは積極的な不満であり、嫉妬は消極的な不満である。だから嫉妬は憎しみに変わっても不思議ではない。」

相手に対して発生した憎しみや嫉妬が、”心の毒”として自分に返ってきます。この”心の毒”に対する解毒剤は、許しです。相手を受け入れ愛することしかないです。

東日本大震災の時にCMでよく流れた詩人 金子みすゞの作品。

 

「遊ぼう」っていうと、「遊ぼう」っていう。

「ばか」っていうと、「ばか」っていう。

「もう遊ばない」っていうと、「遊ばない」っていう。

そして、あとでさみしくなって、

「ごめんね」っていうと、「ごめんね」という。

こだまでしょうか。

いいえ、誰でも。

 



おわかりだと思いますが、「ごめんね」の時に自分が変わってるんですね。そして、相手も変わる。「鏡の法則」を詩人の鋭敏な感性で感じ取っていたんですね。

ちなみに、1996年イタリアのパルマ大学で”ミラーニューロン”というものが発見されます。他社の行動を見ている時も、自らが行動している時と同じように活動電位を発生させる神経細胞があるというのです。

この発見は、DNAの発見に匹敵する”脳科学最大の功績”と言われています。

 

「類友の法則」

 

よく類は友を呼ぶと言いますが、そのことズバリです。一昔前に”引き寄せの法則”というものが流行りましたが、生命エネルギーには波動があって、人と人、人とモノが出会う時同じような波動が合わさってひとつの波動になると考えらています。

見たことないですが、愚痴ばっかり言っている人は同じように文句を言い合える人同士で会話して、お互いに下げ合っている感じ。まさにそれです。

それを逆手にとって、自分自身より良く変わっていこうとすると、そのレベルの人たちと出会うようになっていきます。出会いたい人と豊かな時間を過ごしていることをイメージして、自分自身がそういう人たちになっているとイメージすれば、出会う人・付き合う人が変わっていきます。

私自身も大きな買い物をする時に、「こういう感じの人と出会えないと話を前に進めにくいなぁ」と考えていたら、たまたまWeb検索して電話した先の方がイメージした通り人でした。決して検索して一番最初に表示されるよう会社ではないんですよ。その人とは、初めて会って10分ほどで探してた人はこの人だと感じました。結局3時間ぐらい話をしましたが。

また、新しいことを始めたいと思って近くでないかなぁと思って検索すると、徒歩数分で行けるところを見つけられたり。それも至る所にあるような業種じゃないんでびっくりしています。

哲学者 森信三先生の言葉にこのようなものがあります。

 

人間は一生のうち、逢うべき人には必ず逢える。

一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時に。

 

こちらも自分自身が成長した時に、今まで出会ってなかった”逢うべき人”が出来て、引き寄せあうことを示唆しているのかもしれません。



 

プラシーボ効果

 

これはよく聞くと思いますので簡単に。

「よく聞く風邪の薬ですよ」って言われてただのビタミン剤を渡されても、かなりの人の症状が改善されます。これは「よく効く薬を飲んだから風邪は治る」と潜在意識が働くからと言われています。

ちなみに、プラシーボ(Placebo)とはラテン語で「私を喜ばせる」という意味です。

このような効果があることはすでにわかっていますので、新薬開発の際には新薬の効き目を実証するため本当の薬を与えたグループと効果のない薬状の物を与えたグループで実験し、プラシーボ効果以外の優位性を確認求めています。

 

原因と結果の法則

 

世の中に起こる事象すべてに関係する法則です。

今よりも良くなりたい、もっと良くしたいと考えた時、今は望んだ姿ではないということになります。その今という結果を導いたのは、自分自身(原因)なんですよ。なので、これから良くなりたいと考えるなら、今これから良くなる種を蒔かないといけないんです。

それが”自分が変わる”ということ。

よく病気になって、あれを食べると身体にいいらしいとかこれがいいらしいと聞いて患者さんに進めても、あれは嫌いだから食べないとかこれはイヤだとか言う人がいると思います。(よくいる頑固オヤジですよね)

でもその人は、良くなるための種を蒔いていないんですよね。入院して治療を受けているから治るっていう考えもあるでしょうけど、自分自身から治りたいと思って行動していない。結果がどうかは別として、早く良くなりたい(治りたい)と思うのなら、なんでも取り入れた方が楽しいと思うんですけどね。

 

まとめ

 

というわけで、法則と効果を4つまとめてみました。

こういう事があるんだと頭の片隅に置いて物事を見るのと知らないのとでは大きく違うと思います。まあ、ほんとに”生き方”に影響することだと思いますのでご参考になれば。

昔、大学受験の時に予備校の先生が、「受験勉強に意味があるかどうかではなく、知って死ぬのと知らずに死ぬのとでは意味が全然違う!!」とおっしゃってたのを思い出しました。